
桜の首飾り
千早茜
2013年2月28日
実業之日本社
1,430円(税込)
小説・エッセイ
桜の花びらで作った首飾りは、いずれしおれる。でも、桜と人のあいだには、さまざまな物語がひそんでいる。泉鏡花文学賞受賞作家が編み上げる、女と男、七つの物語。
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じっくり味わえば深みも増すストーリーたち
ショートストーリーが5本。いずれも「桜」にまつわる話。それぞれにちょっと変わった人物が登場するが、なぜか気になり惹きつけられる物語になっている。 最後にあとがきで書かれていた、人は完全に分かり合うことは出来ないと思う。の一文。たぶんこの人は、深く細かく考えることが出来るんだと思う。もしくは、ある意味達観して、深層まで分かり合わなくても、そこに行き着く段階で分かり合えているわけだから、深層までを"完全"ということであれば、わかり合えない、という結論だろうし。 ユニークな目線とあり得なくはない人物像、そしてたぶんこの短いストーリーの中にも、下調べで集めた情報が膨大にあるんだろうな、と思わせる一文に出会うと、やはりこの作家は面白いと思う。
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