文庫 恋のゴンドラ
実業之日本社文庫
東野 圭吾
2019年10月4日
実業之日本社
733円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
都内で働く広太は、合コンで知り合った桃美とスノボ旅行へ。ところがゴンドラに同乗してきた女性グループの一人は、なんと同棲中の婚約者だった。ゴーグルとマスクで顔を隠し、果たして山頂までバレずに済むのか。やがて真冬のゲレンデを舞台に、幾人もの男女を巻き込み、衝撃の愛憎劇へと発展していく。文庫特別編「ニアミス」を収録。
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男はこんなもんです
【まったく男って生き物は・・・】 まったくもって男という生き物は性懲りもなく何度痛い目あっても同じことを繰り返す動物なんです。懲りない男たちに振り回される側にもなってみてほしいです。男という生き物はそんなものなのでしょうがない、そう受け止められる人はかなり寛大な方。世の中の女性陣が全員寛容であると思ったら大間違いです。まぁ、男の人もそういう人ばかりではないと思う(一部だけの人間であってほしい)のですが、本当に反省しない人もいるんですよね。 愛には覚悟が必要。 恋をするには、愛以上に覚悟と度胸が必要。 自分の都合のいいように、恋愛は進みません。ましてや結婚が決まっている、すでに結婚している、状態で、恋がしたい、という時点でアウトでしょう。結婚相手にはバレないように、恋の相手にもバレないように、今の環境を変えずに、恋を楽しみたい、そいうのが男という生き物らしいですが。理解しがたい。 【ごめんなさい、すみません、男というのはこういう動物です。東野圭吾】 本当に、読んでいてほとほと呆れるばかりなのですが、ダメ男に怒りを感じた女性陣の下す罰はそうとう恐ろしい。恋のゴンドラでは、二股をかけた男性陣の行き先が、天国か、地獄か、ゴンドラの中で二股の女性陣同士が鉢合わせするというシュチエーション。ゴンドラは乗ってしまうと、終点まで降りることも出来ず、コンドラ内の空気と言ったら半端ないです。 スノボ好きの男女のお話の短編集ですが、あるお話の人物と次のお話の人物が知り合いだったりして、最終的には全部の輪がつながります。この人って確か・・・!!これは展開が恐ろしいことになりそう・・・と読んでいて身震い。 最後の「ゴンドラ リプレイ」が一番おそろしい。こんな展開に遭遇は絶対したくない。絶叫で終わる短編集です。
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恋愛の要素を含んだミステリー作品のような感じ、話が二転三転する東野圭吾節を感じながらも一気に読み進めることができるような作品。ラストが個人的に好きな終わり方だった
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タツヤ
(無題)
懲りない男どもの話。 いやー、リア充でうらやましいなー
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