文庫 フーガはユーガ
実業之日本社文庫
伊坂 幸太郎
2021年10月7日
実業之日本社
792円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
伊坂幸太郎史上 もっとも切なく、でも、あたたかい。 僕たちは双子で、僕たちは不運で、 だけど僕たちは、手強い 双子の兄弟が織りなす、「闘いと再生」の物語 常盤優我は仙台市内のファミレスで一人の男に語り出す。 双子の弟・風我のこと、幸せでなかった子供時代のこと、 そして、彼ら兄弟だけの、 誕生日にだけ起きる不思議な現象、「アレ」のことーー。 ふたりは大切な人々と出会い、 特別な能力を武器に、 邪悪な存在に立ち向かおうとするが……。 文庫版あとがき収録。 本屋大賞ノミネート作品! 解説/瀧井朝世 【目次】 フーガはユーガ 文庫版あとがき 解説 瀧井朝世
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映像化必須
starstarstarstarstar 5.0 2022年02月13日
初めて、伊坂幸太郎の作品を読んだ。
結論から言うと、話に飲み込まれあらゆるシーンが容易に映像化できるほどの表現力、これは映像でもみたいとおもえる最高のストーリーでした。
主人公は双子のフーガとユーガ、幼少期から親から暴力を受け続けるなかで、とある能力に気づき力をあわせて活きていく、といった内容。
高校を気に別々の道を行くが二人の能力は相変わらず消えない。
そこから各々の出会いがあるが、能力がある限り二人は共に活きていく、
無駄な話は一切なくどんどん繋がっていき、どうなるのか気になったり、ヒヤヒヤしたり、応援したり色んな感情になれるストーリーであった。
ジャケットの通り前半から暗い雰囲気なイメージの作品、だが軽快というかリズミカルというか。思い出話として進んでいく双子の幼少期からの壮絶な過去。
そして当然、話は現在にいたり、クライマックスへ向かって進んでいく迎えていく、
のみこまれたよ伊坂の世界へ、違う作品も読んでみよう。
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(無題)
相変わらず不思議な設定のお話を、納得する形で展開する小説。
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