日本史学

ブックガイドシリーズ基本の30冊

保立道久

2015年10月15日

人文書院

2,090円(税込)

人文・思想・社会

第1部 読書の初め  森浩一『わが青春の考古学』  青木和夫『奈良の都』  藤木久志『飢餓と戦争の戦国を行く』  塚本学『生類をめぐる政治』  米田佐代子『平塚らいてう』 第2部 史料の読み  岡田精司『古代祭祀の史的研究』  笠松宏至『法と言葉の中世史』  水本邦彦『近世の村社会と国家』  中村政則『労働者と農民』  武田清子『天皇観の相剋』 第3部 学際からの視野  ネリー・ナウマン『生の緒』  石橋克彦『南海トラフ巨大地震』  成沢光『政治のことば』  安藤礼二『場所と産霊』  福田アジオ『柳田国男の民俗学』  中井久夫『治療文化論』 第4部 研究書の世界  津田左右吉『日本古典の研究』  平川南『律令国郡里制の実情』  黒田俊雄『権門体制論』  網野善彦『日本中世に何が起きたか』  朝尾直弘『将軍権力の創出』  安田浩『天皇の政治史』  吉見義明『草の根のファシズム』  曽根ひろみ『娼婦と近世社会』 第5部 研究基礎:歴史理論  石母田正『中世的世界の形成』  峰岸純夫『日本中世の社会構成・階級と身分』  佐々木潤之介『江戸時代論』  遠山茂樹『明治維新』  豊見山和行編『琉球・沖縄史の世界』  榎森進『アイヌ民族の歴史』

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パン阿弥

(無題)

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4.3 2021年07月06日

保立道久は情熱の人なのだろうと思う。そこになにがしかの危うさも感じ取れるが、ツイッターやブログ等からも熱を感じる。それは本書にも顕著であり素直に抜き書きを紹介したい。 「さて、ともかく、歴史学はまだ若い学問であり、やるべき仕事は数限りなくあり、覚悟を決めた人手はいくらあってもたりない。本書はそれをわかっていただくために書いた。何歳から始めても、(略)いま始めれば、それは「永遠の今」である。歴史学の研究は、(略)特定の分野の考証にしぼれば、史料の公開やデータベース化が進展した現在、誰でも一級の仕事ができる。」

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