魔術の歴史
附・その方法と儀式と秘奥の明快にして簡潔な説明
エリファス・レヴィ / 鈴木啓司
1998年2月28日
人文書院
7,480円(税込)
人文・思想・社会
魔術道士レヴィの最高傑作にして近代オカルティズムの金字塔、初版稀覯本に拠る待望の完全訳。本書は『高等魔術の教理と祭儀』の読篇、レヴィの「魔術三部作」の頂点。ボードレール、リラダン、マラルメ、イェイツ、ジャリ等の同時代の象徴派詩人はもとより、ブルトンを始めとするシュルレアリスト、ジョイス、ミラー等の今世紀の重要な作家たちにも絶大な影響を与えつづける黒い聖典。その魔術理念や神秘主義のみならず、人物や歴史的逸話を活き活きと想像力豊かに綴る文才も魅力で、若き日のランボーがシャルルヴィルの図書館で本書を耽読し、詩想の源泉としたことはよく知られている。わが国でも、日夏耿之介、生田耕作、渋沢龍彦等の熱讃者をもち、大正期から翻訳が待たれていた「大作業」である。
本棚に登録&レビュー
みんなの評価(2)
starstarstarstar 4読みたい
2
未読
0
読書中
0
既読
5
未指定
3
登録しました。
close
ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X
LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
たきひろ
(無題)
魔術の真面目な部分を真剣に開設した本。魔術とは宗教(キリスト教)と切っても切れない関係であり、誰でも目指していいものではないと解説。超自然的な話はまったくなく、反対に自然の摂理が全てであるという。非常に学術的で、文章は難解ではあるが一般向けの本。何度か読み直さないと理解するのはなかなか難しい。
全部を表示いいね0件