
思弁的実在論入門
グレアム・ハーマン / 上尾 真道 / 森 元斎
2020年7月22日
人文書院
2,750円(税込)
人文・思想・社会
オリジナルメンバーによる待望の入門書 2007年4月27日、ロンドンで「思弁的実在論」は誕生した。最初のメンバーは四人。ブラシエ、グラント、ハーマン、メイヤスー。思考と存在の相関を超えた実在への志向を共有した彼らの哲学は、瞬く間に世界を席巻し思想界の一大潮流となる。本書はそのオリジナルメンバーの一人による、待望の概説書である。四人それぞれの著作に深く分け入り、要点を抽出。その可能性のコアを捉え、次世代に繋がんとする力作。 「思弁的実在論なんてものが本当にあるのか。あるとしたら、それは何か新しいものなのだろうか。この問いの一方ないし両方に対して、多くの批判者が「いいえ」と答えようとしてきた。しかし私の見立てでは、答えは、はっきり両方ともに「はい」である。」(本書より) 第一章 プロメテウス主義 第二章 生気論的観念論 第三章 対象指向存在論(OOO) 第四章 思弁的実在論 結論 思弁的実在論の二つの軸 第一章 プロメテウス主義 A ゴールドスミスのブラシエ B ブラシエのニヒリズム C これから先の道 第二章 生気論的観念論 A ゴールドスミスのグラント B グラントの『シェリング以後の自然哲学』 C 観念論の新たな意味 第三章 対象指向存在論(OOO) A ゴールドスミスのOOO B 退隠したもの C 対象とその性質 D 代替因果 E 美学の決定的地位 第四章 思弁的実在論 A ゴールドスミスのメイヤスー B メイヤスーの『有限性の後で』 C 神の非存在の瞥見 結論 思弁的実在論の二つの軸 訳者あとがき 索引
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