
著作権は文化を発展させるのか
人権と文化コモンズ
山田 奨治
2021年7月29日
人文書院
3,520円(税込)
著作権のパラダイム転換へ 複雑になるだけの著作権は本当に文化のためになっているのか? それはユーザーの権利を阻害していないだろうか? 本書はこうした観点から、権利論とコモンズ論を基軸に人文社会、自然科学の知見を幅広く援用し、そもそも文化とは何かまで根底的に問い直す。ユーザーの人権という視点から、数百年に及ぶ著作権のパラダイム転換を提案する意欲作。 「ひとは影響を受けた作品を身体化し、所有している。作品のユーザーにも人権にもとづく権利があるのではないか。「文化」は集団的なものであり私的所有とは相性が悪いのではないか。そういった考えが本書の底流にある。これは論争を呼ぶアイデアだと思う。」 ◎目次 第1部 作者とユーザーの人権 第一章 著作権の人権論 第二章 障害者アートをめぐって 第三章 ユーザーの人権 第四章 作品が身体化する 第2部 「文化」とは何か 第五章 「文化」概念の変遷 第六章 日本の「文化」概念の現在地 第3部 文化のコモンズへ 第七章 文化コモンズを考える 第八章 「海賊版」からオープンアクセスへ 第九章 「文化の発展」のために
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