消費者心理学のための統計学[心理学のための統計学8]

市場調査と新商品開発

齋藤 朗宏 / 荘島 宏二郎

2022年9月15日

誠信書房

3,080円(税込)

ビジネス・経済・就職

本書は、消費者の意思決定という点に着目し、「液晶テレビの商品選択」というテーマのもと、消費者行動の分析や、マーケティングリサーチなどで用いられる統計解析手法を解説する。分析事例はすべて生のデータを用いている。そのため、リアルなデータ分析を体験できると同時に、実際に調査研究を行う際に、どのように項目を作り、どのような形式のデータを収集すればよいのかもわかる。 また、本シリーズの伴走サイトからデータをダウンロードできるので、Quiz等の自習や講義用のPowerPoint資料作成も、簡便に実施できる。 第1章 消費者の傾向を探るーーコレスポンデンス分析  1.1 距離の定義  1.2 距離関係の図示  1.3 次元縮約  1.4 固有値分解と座標  1.5 座標の相互変換  1.6 結果の解釈  Quiz 第2章 類似したものをまとめるーークラスター分析  2.1 階層的クラスター分析  2.2 最近隣法  2.3 さまざまなクラスター間距離の測定法  2.4 セグメンテーション(市場細分化)のために用いるデータ  2.5 標準化ユークリッド距離  2.6 マハラノビス距離  2.7 オブザベーションのクラスター分析  Quiz 第3章 魅力的な商品の提案法ーーコンジョイント分析  3.1 魅力的な商品とは  3.2 商品案セットの作成  3.3 直交表  3.4 要因と水準を定めるときの注意  3.5 質問紙の作成  3.6 水準の魅力の推定  3.7 商品の魅力の計算  3.8 推定値の信頼性の確認  3.9 特定個人の部分効用の算出  Quiz 第4章 実際に購入する消費者とはーーロジスティック回帰分析  4.1 回帰分析による予測の問題点  4.2 ロジスティック回帰分析の基本的な形  4.3 ロジスティック回帰分析における母数(位置・傾き)の意味  4.4 オッズとオッズ比  4.5 複数の予測変数があるときのロジスティック回帰分析  4.6 予測変数が2値変数の場合  Quiz 第5章 どの商品が好まれるのかーー多項ロジットモデル  5.1 効用  5.2 商品の魅力  5.3 魅力の数値化  5.4 購入率の再定義  5.5 分析結果  5.6 母数の解釈  5.7 オッズ  5.8 オッズ比  5.9 オッズ比の信頼区間  5.10 多重多項ロジットモデルーー予測変数が複数のとき  5.11 適合度とモデル選択  Quiz 第6章 一緒に買う可能性の高いのは何かーーアソシエーション分析  6.1 さまざまな確率の復習  6.2 アソシエーション分析の用語と表記法  6.3 アソシエーション分析に用いる指標  6.4 アプリオリアルゴリズム  6.5 3つの指標の計算  6.6 分析例ーーテレビの周辺機器の購入  Quiz 第7章 意思決定と決定過程の検討ーーAHP・集団AHP  7.1 AHPの概要  7.2 一対比較法  7.3 幾何平均と重みの算出  7.4 AHPにおける一対比較の整合度  7.5 最終評価の算出  7.6 AHPの注意点  7.7 集団AHP  Quiz 付  録  各章のQuizの解答 索引

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