洞察と責任[改訳版]
精神分析の臨床と倫理
エリク・H・エリクソン / 鑪 幹八郎
2016年9月1日
誠信書房
3,960円(税込)
人文・思想・社会
1971年刊行書籍の改訳版。発達理論で有名なエリク・H・エリクソンが、大学や学会で講演した原稿を集めた論文集。その内容は、精神分析の創始者フロイトの評論に始まり、現代社会におけるアイデンティティの問題、そして精神分析的に考えた倫理に及ぶなど、実に幅広い。エリクソンの理論に関心のある人はもちろん、精神分析的な思考を深めたい人にも役立つ好著。 まえがき 初稿発表書誌一覧 第1章 最初の精神分析家 第2章 臨床的エビデンスの特質 第3章 現代におけるアイデンティティと根こぎ感 第4章 人格的強さと世代のサイクル 1 人格的活力の時間的展開 2 発達進化と自我 第5章 心理的現実と歴史的かかわり関与性 1 自我とかかわり関与性 2 幼児のかかわり関与性と歴史的なかかわり関与性 第6章 黄金律の問題再考 訳者あとがき 文 献 索 引
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