
ライフストーリー・レビュー入門
過去に光を当てる、ナラティヴ・アプローチの新しい方
高松里
2015年9月24日
創元社
1,980円(税込)
人文・思想・社会
ライフストーリー・レビューとは、これまであまり語ってこなかった過去の経験について、他者の協力を得ながら光を当て、言語化を行い、その経験の意味を考えること。語られてこなかった出来事の「記述を厚くする」ことで過去の経験の意味を探り、現在の自分と結び付け、豊かな未来を生きる糧とします。著者の実践を元にしたワークショップの進め方の実例や、ワークのマニュアルも収録した、3日間のセミナー形式で語られる入門書。 セミナーへようこそ 序章 少し長い自己紹介ーーライフストーリー風に <セミナー1日目> ライフストーリー・レビューの概略とマニュアルの解説 1 ライフストーリー・レビューの概略 2 ライフストーリー・レビュー・マニュアル(汎用バージョン) 3 ライフストーリー・レビューについての補足説明 用語解説(1):「ライフストーリー」 <セミナー2日目> ライフストーリー・レビューを実際に使うために 1 留学経験を語る 2 働き方について考えるーー「幸せな働き方を考えるワークショップ」 3 音楽を用いて、ライフストーリーを語る 4 「カウンセラーの当事者性を臨床に生かす」ための方法として 5 「研究者の当事者性を生かす」ための方法として 用語解説(2):当事者と当事者性 6 「当事者研究」のための一技法として コラム:カウンセラーや研究者の当事者性を深める方法 7 その他の使用例 <セミナー3日目> ライフストーリー・レビューの今後 1 セルフヘルプ・グループやサポート・グループでの「語る技法」として用いる 2 日常生活の中でちょっと困った時に気軽に立ち寄ることができるグループを作る 3 アートや身体感覚ワークの後に、ライフストーリー・レビューを用いる 4 質的研究法の1つとして使う 5 元気が出る論文検討会を行うために使う <オプショナルセミナー> ライフストーリー・レビューへの道 1 人は語るべきことを語っているのだろうか?--月曜会と土曜会 2 「語る言葉を持たない」ということ 3 ライフストーリーの欠落部分としての「異文化」 4 「色覚マイノリティ」を考えることで見えてきたもの おわりに 引用論文 付録:働き方を考えるためのライフストーリー・レビュー(ワークショップの組み立て方)
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