
地球環境保全論
持続可能な社会をめざして
和田 武 / 小堀 洋美
2021年3月26日
創元社
3,080円(税込)
科学・技術
地球温暖化、オゾン層破壊、生物多様性の喪失、放射能汚染、マイクロプラスチック汚染など、環境問題は地球規模で広がり、その解決・改善は喫緊の課題となっている。 地球全体で何が起こっていて、どの程度深刻なのか。またそれらは何に起因し、どのように解決できるのか。 本書では、信頼性の高い科学データを多数交えながら、いま取り組むべき課題を明らかにする。 その客観性、網羅性、平明さによって30年にわたり読み継がれてきた基本図書の最新版。 まえがき 第1章 地球の自然環境の進化と構造 1 地球における物質進化と生命の起源 2 生物と自然環境の相互作用と進化 3 地球における物質の循環バランス 第2章 オゾン層破壊と紫外線増加 1 地球のオゾン層と紫外線 2 オゾン層破壊問題の起源 3 南極のオゾンホールと地球のオゾン層破壊 4 オゾン層破壊による人間と生態系への影響 5 オゾン層破壊物質 35 6 オゾン層保護の取り組みの経緯とオゾン層回復の可能性 7 オゾン層の現状と今後の予測 第3章 危機に直面する地球温暖化・気候変動 1 地球の気温と温室効果ガス 2 温暖化の進行とその影響 3 温室効果ガス濃度の急増 4 地球温暖化の進展による影響予測 5 温暖化防止のための国際的取り組み〜パリ協定発効まで〜 6 日本の温暖化防止対策と今後の課題 第4章 大気汚染と酸性雨、深刻化する浮遊粒子状物質被害 1 大気汚染と酸性雨、酸性降下物 2 地球規模の大気汚染、酸性雨問題 3 環境の酸性化による生物への影響 4 酸性化防止のための国際的取り組み 5 浮遊粒子状物質による大気汚染と人間の健康被害 6 浮遊粒子状物質による大気汚染の防止 第5章 残留性汚染物質とプラスチックによる海洋汚染 1 残留性有機汚染物質(POPs) 2 POPs 汚染の地球規模汚染と生物影響 3 POPs 汚染の軽減・防止対策 4 合成高分子材料の種類と特性 5 合成高分子材料の生産と利用の問題点 6 合成高分子材料による海洋汚染 7 合成高分子材料による海洋汚染予測と防止対策 第6章 原子力利用と放射性物質汚染 1 放射線と放射性物質、放射能 2 放射線の人体に対する影響 3 核兵器による放射能汚染 4 原子力発電による汚染 5 放射能汚染の防止 第7章 進行する生物多様性の損失 1 生物多様性とその価値 2 生物多様性の損失の現状 3 生物多様性の減少の原因 4 生物多様性の保全策 5 国内および国際的な取り組み 6 生物多様性と持続可能な社会形成 7 最近の新たな動向 第8章 地球環境危機を克服しうる持続可能な社会 1 地球環境問題の本質と特徴 2 持続可能な生産消費体系 3 再生可能エネルギーを中心とするエネルギー生産への転換 4 持続可能な生産消費活動ー物的生産消費活動 5 生産の民主的コントロールによる持続可能な社会の実現 あとがき
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