親が子どもになるころに

てんてん、介護問題に直面す。

細川 貂々

2022年6月16日

創元社

1,540円(税込)

人文・思想・社会

親が子どもになるころに ーーてんてん、介護問題に直面す。 * 介護は〈第2の親子関係〉の始まり。 そのときが、とうとうやってきた。 「親は今までのような頼れる存在ではなくなり、 私たちが保護する対象になってしまいました。」 「歳を取るということは、 それは若返ることだなあと思ったんです。 ウチの父は中学1年生くらい。」 * うつ病を患った夫の闘病を描いたコミックエッセイ 『ツレがうつになりまして。』や 対人関係療法の水島広子医師との共著 「それでいい。」シリーズなどがベストセラーになった 漫画家・細川貂々が、 今度は親の介護問題に直面することに。 遠方でのひとり暮らし、幻聴、妄想、認知症、 年金、資産、制度、施設、入院、緊急事態宣言…… そこから見えてきた、 親と自分のこれからの姿ーー。 解説:青山ゆみこ 「介護という関わり」 (『人生最後のご馳走』『ほんのちょっと当事者』著者) はじめに ◆第1話:父のこと ひとり暮らしの父 そろそろ今後のことを考えてください 異変 だけど でも アレ? いろいろ重なる それは突然やってきました ◆第2話:訪れた介護問題 考えるヒマもなく そうこうしているうちに父の症状は急速に悪化 フクザツな気持ち 父の居場所探し 船出 ◆第3話:思い返すと父は どんな人? いろんなことを思い出す 次の日も電話が来た そうこうしているうちに父の通院付き添いの日が来た 父が入った施設はこういう所 ◆第4話:今度はツレの両親が ツレの両親 でも新型コロナが流行り出して生活が変わった ツレの親子関係 ツレの両親の施設探し ツレの父の施設入居 ツレの母の気持ち ウチの父、二度目の引越し ツレの両親、二度目の引越し ◆第5話:親子の関係って? 老後は死んだ後のことじゃない 親との関わりの変化 これから 先のことはわからない 解説:青山ゆみこ「介護という関わり」 あとがき:細川貂々

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