
わが子が自発的に1.5倍勉強する方法
三木崇
2012年6月30日
自由国民社
1,430円(税込)
小説・エッセイ / 人文・思想・社会
中学カリキュラム「1.5倍」に対応。焦って「勉強しなさい!」と言うだけでは絶対に「勉強ができる子」にはなりません。6000時間の授業と1000回の親子面談から生み出された「自発的学習」のノウハウのすべて。
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(無題)
子供の自発性とやる気を引き出すキーマンは親。 『講義』と『対話』は全く違う。対話はコーチングの技術も活かせる。 正論を押し付けると疑問を押し殺してしまう。なんでも疑問を言える関係を築くことが最も重要。小さな疑問をごまかして進むと、途中でつまづいてもわからないまま時が経ってしまう。 『わからない』気持ちを理解して、本当は何が『わからない』のかを徹底的に聴き入る。 ゲームやマンガに夢中になっていたら、夢中になっている様子をありのまま伝えて、関心と理解を示す。 『勉強そのものに興味を持っている人間』に親が成る。勉強そのものに興味を持つことは、実は普通のことではない。勉強に興味が持てないことは否定せず、理解する。興味がないことを責めても意味がない。 何かを一緒にやってみる。パパは本を読むから真輝はこれやってみて。やる気を待つより、とにかく一緒動いて、行動を促すこと。 『わかった』に落とし穴があり、それを見つけて落ちないようにしてあげるのが親の役目。どのように何がわかったかによって、わかったのレベルが全く異なる。 子供の勉強に関心を持つ。放って置かれることが1番辛い。一緒に関わる姿勢を見せる。 数学も社会も基本的には覚えることが中心であり、応用になるほど考える要素が増えるようになる。どんな教科もそれは同じである。 数学は考える前に慣れることが大切。暗記する位の感覚で素直に真似ていくことが最初に必要である。真似るといっても頭を使わないわけではない。正しい考え方の道筋をトレースしていくのでまさに考えているのである。自分の独力で考えなければと思い込むのは間違いである。 『わからなかったら質問しなさい』はダメ。何がわからないかわからないのだから、まず何がわからないのかを根気強く一緒に探す必要がある。 「不安なところはどこかな?」「どの辺がどんなふうにわからないの?」「これはわかる?」と言うように聞いてみる。「わからない」より「不安なところ」と言う表現が良いでしょう。「わからない」と言う表現は否定的な意味があり子供のプライドを傷つけてしまう。「ちょっと不安なこと」と言って答えやすくすることが大事である。 「何でもちゃんと言いなさい」は間違い。「何でもちゃんと聞くよ」の方が良い。ゆうか言わないかは完全に子供に選択権がある。言いたくない事は言わなくても良い、言いたいことだけちゃんと聞く。 「教えてあげる」はダメ。教える側の自己満足では、相手が本当に何を教えて欲しいのかとずれてしまう。子供がわからないのは、自分の教える腕がないと思わなければならない。教えてあげる、自分が正しい、これは子供には押し付けである。子供の頭の中がどうなっているのかをよく考えて想像することが大事。わからないことを責めればあなたは馬鹿だと言うメッセージを送って、自己肯定感を下げるだけである。勉強嫌いにさせるだけである。教えるのを教わるも、対等な関係である。 やる気は覚悟。本人がやると決めた時にしか出ない。親は色々と手をかけながら、見返りを期待しないで、いつか花開く時が来ると信じて辛抱強く待つしかない。やろうと思っていたのにやれって言うからやる気をなくしたなどと言って、本当にやる気をなくしてしまう。やると信じて待つ、これだけである。 わかるできる褒められるの黄金サイクルで勉強は進んでいく。 わかったと、何度も訓練して、練習して高い再現度でできるようになることが本当にできたことになる。わかっただけで喜んではいけない。次々に応用問題もできなければいけない。 シンプルで、コミカルで、リズミカルに例えを利用して勉強する。くだらないぐらいがちょうどいい。 色々な意味で憧れの存在があると良い。親が1番の理解者であり、1番の憧れであり、今も努力し続けているということが大切。
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