
やる気のコツ
植西 聰
2015年2月20日
自由国民社
1,320円(税込)
人文・思想・社会 / 美容・暮らし・健康・料理
「やらなければならないことが山のようにあるのに、どうもやる気が出ない」 「『やってやるぞ』という力がわいてこない」 「体が疲れているわけではないけど、心が疲れきっている」 「仕事も私生活もマンネリになって、何をするにも新鮮味が感じられない」 「生きる喜びもない。楽しみもない。惰性で生きているような感じだ」 そんな声をよく聞きます。 忙しい仕事、複雑な人間関係、変化の激しい生活環境、日常的なストレスやイライラのために、心が疲れきっているのです。 そのために、やる気が出ないのです。 しかし、すべての人がやる気を失っているわけではありません。 意欲的に自分の可能性に挑戦し、仕事でもプライベートでも精力的に活動している人たちは少なからずいるのも事実です。 その人たちの「やる気」はどこから生まれてくるのでしょうか。 それを研究していくと、気づかされることも多いのです。 第一に、やる気に満ちた人は、意識の持ち方が違います。 物事への取り組み方が違います。 また、みずからやる気を導き出すために、様々な工夫をしています。 本書では、そのようなやる気に満ちた人に特徴的な意識の持ち方、物事への取り組み方、工夫といったものを数多くまとめてみました。 読者の方々にも、参考にできる点がたくさんあると信じています。 なお、本書では、オーストリアの精神科医であり心理学者だったアルフレッド・アドラー(19~20世紀)の教えや考え方を多く紹介しています。 アドラーはちょうどフロイトやユングと同時代の人ですが、フロイトやユングに比べると日本での知名度はそれほどありませんでした。 しかし、最近になって、アドラーの教えや考え方が、「アドラー心理学」(「個人心理学」)として注目を浴びています。 とくに「やる気を高める」ということを考える上では非常に参考になるのです。 アドラー心理学の特徴的な教えや考え方のいくつかを、ここに並べておきます。 ・「すべては自分しだい」だと考える。 ・ありのままの自分を受け入れる。 ・「劣等感は、強みである」であると知る。 ・「もっとも大切な目的は何か」を考える。 ・人のために尽くすことが、自分の生きがいになる。 ・失敗も挫折も楽天的な気持ちで乗り越える。 ・自分の性格は変えられる。環境も変えられる。 このようなアドラー心理学の教えや考え方が、どのようにして「やる気」につながっていくかは、本文で確認していただければと思います。 第1章 「すべては自分しだい」だと知る 第2章 もっとも大切な目的を見失わない 第3章 ありのままの自分で生きていく 第4章 自分の性格を変えていく 第5章 満足することが、明日の行動力を生む 第6章 生きる自信を身につけていく 第7章 勇気と活力とを発揮する 第8章 人のためになることをする 第9章 何があっても楽観的でいる
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ダメな自分を認める
●自分を追い込みすぎない ●ダメな自分を認めつつ、やれることをやっていくことが一番のやる気が出ることだと自分自身が感じた。 ●やろうとすればするほど力が入ってうまく進まない。考えるばっかりになってしまう
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