へんな日本語

市野 桂子

2016年9月30日

自由国民社

1,100円(税込)

語学・学習参考書

勘違い慣用句、漢字の変換ミス、変な敬語……。 これらはほぼ、「思い込み」と「意識の薄さ」が要因となっています。 「いつにも増して」を「いつもに増して」とSNSに書いてしまう人は、 どの投稿も、「い抜き言葉」や「変換ミス」のオンパレードです。 頻度を表す「よく」を漢字で書く人は、「これでもか! 」というくらい漢字を使うので、 いつも古典の教科書のような文章です。 そして慣用句が大好きでよく使うくせに、残念ながら意味を勘違いされているので、 魅力が半減してしまっている人も。 これらはみんな、「気にしていない」から起こり得る現象です。 メールの送信ボタンを押す前に。 SNSの投稿ボタンを押す前に。 ビジネス文書をプリントアウトする前に。 もう一度、「これでいいんだっけ?」と見直してみてください。 そして、「もしかして違うかも」と少しでも思ったら、少しでいいから考えてほしいのです。 これからも、世界はどんどんグローバル化するでしょう。 公用語として英語を使う企業や、日本に進出してくる海外企業も増えるに違いありません。 だからこそ、母語である日本語を守るのは、日本人である私たちだと思うのです。 言葉の進化を咎めるつもりも、間違いを一喝するつもりも、私にはありません。 日本語を愛し、大切に使ってほしい。 ただただ、そう願うのです。 この本により、伝えたいことを伝えたいときに、 日本語に悩まない素敵な大人が増えますように。 著者「はじめに」より

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