マンガと図解でわかる 私の税金、どこへ行くの?

茂垣 志乙里

2024年3月5日

自由国民社

1,870円(税込)

ビジネス・経済・就職

今、少子化対策や、高齢者の増加に伴う社会保障費の対策に、どのような財源が使われるのか注目が集まっています。社会保障を手厚くする代わりに、大増税が行われるのではないかという懸念も高まっています。 「税を納めているのに、使いみちが不透明で、身近なところに還元されない。」 そんな疑問や不満を持つ方も多いかもしれません。 納めた税金はきちんと社会に還元してほしいと誰もが考えることだと思います。 でも、私たちが納めた税金が具体的にどのように使われるのかを決めるまでの過程はなかなかわかりづらいものです。 このまま、国民が税について関心を持たずにいると、場当たり的な政策や選挙対策が優先されたゆがんだ税制がまかり通ってしまい、ますます税のしくみが身近なものでは無くなってしまうという悪循ん環をもたらします。 税のあり方は、国のあり方そのものをあらわしています。 この本では、まずは税に関心を持つきっかけとして、税がどのように集められているのか(入口)、そしてその税がどのように使われているのか(出口)をマンガを読んだだけでもご理解いただけるようわかりやすくお伝えします。 さて、この本のマンガに出てくる「ゴエンダマ」は税になってみ んなの役に立ちたいという夢を持っています。 税に関心を持ちたいと考える「センエンサツ」、そしてみなさま と一緒に税のしくみを知る第一歩を踏み出しましょう。 (「プロローグ」より) ※ この本は、2023(令和5)年11月時点の法令等をもとに作成しています。 【目次】 1 税にはどんな役割があるのだろう 2 日本の税っていつからあるの? 3 税を集める方法 4 税の種類と区分 5 個人にかかる税のしくみを知ろう 6 国の財政を知ろう〜どれくらいの税が集められているのか 7 税の使いみちはどのように決めているの? 8 納めた税は何に使われる?

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