離散体積計算による組合せ数学入門

Undergraduate Texts in Mathematics

M.ベック / S.ロビンス

2010年7月31日

シュプリンガー・ジャパン

4,950円(税込)

科学・技術

組合せ論の重要な問題のいくつかは、凸多面体における格子点数え上げ問題に帰着される。近年、凸多面体における格子点数え上げに関する数学的基礎、計算理論的方法論が大きく発展してきた。本書は格子点数え上げをテーマとした組合せ論の教科書である。本書では、凸多面体における格子点数え上げ問題を通して、組合せ数学の基礎概念(数え上げ、母関数、相互法則)を導入し、その問題と数論および幾何学との関連を紹介している。

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