クリシュナムルティとは誰だったのか

その内面のミステリー

アリエル・サナト / 大野純一(翻訳家)

2005年4月30日

コスモス・ライブラリー

2,530円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会

クリシュナムルティには長期間にわたって続いた“プロセス”と呼ばれる不可解な身体的苦痛を伴う体験があった。それは一体何を意味するのか?また、彼は通常思われているように本当に神智学的な思想を否定していたのか?著者は膨大な資料を駆使しながら、これらの問題に深く探りを入れる。そして、「永遠の哲学」という広い視野から彼の人物・思想を捉え直し、「新時代の告知者」としての明確な位置づけを与えようとする。三十年に及ぶ調査研究の成果として発表された、クリシュナムルティ研究に新次元を開く画期的な著作。

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