谷中の用心棒 萩尾大楽

阿芙蓉抜け荷始末

アルファポリス文庫

筑前助広

2022年2月1日

アルファポリス

792円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

江戸は谷中で用心棒稼業を営み、「閻羅遮」と畏れられる男、萩尾大楽。家督を譲った弟が脱藩したことを報された彼は、そこに政争の臭いを嗅ぎ取り、裏の事情を探り始める。そこで見えてきたのは、御禁制品である阿芙蓉(アヘン)の密輸を巡り、江戸と九州の故郷に黒い繋がりがあること。大楽は弟を守るべく、江戸の裏社会や藩政の内部に巣食う、強大な敵に立ち向かっていくーー閻魔の行く手すら遮る男が、権謀術数渦巻く闇を往く!

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