人はなぜ、愛するわが子を虐待するのか

児童虐待が繰り返される本当の原因を探る

大岡啓二

2021年11月17日

みらいパブリッシング

1,430円(税込)

人文・思想・社会

わが子を虐待する親が、後を絶たないのはなぜか原因を探ります。人の進化にある矛盾を、私たちはあまり知りません。2足歩行のはじまりが、人の骨組みを変え、赤子はあえて未熟なまま生まれるしかありませんでした。そのため太古から、人々は仲間で助け合い子育てをしました。ところが現代ではワンオペ育児があたりまえです。「子育ては親の責任」という謎の常識に押しつぶされることで、虐待が生まれるベースができてしまうのではないか。作者は、太古のルーツから子育てを探り現代の矛盾を紐解きます。少しでも多くの悩める親たちが、「自分の親としての能力が低い」せいだと追いつめられないように、いつまでも親個人の問題を取りざたすのではなく、社会の仕組みを見直す一石を投じることができれば、という想いを1冊にまとめました。さまざまな立場の人々が、未来の宝となる子どもたちを、どう育てるのか、改めて考えるきっかけとなることを目指します。 序章 わが子を虐待する親があとを絶たないのはなぜか 第一章 児童虐待のルーツを求めて ~人類発祥と進化の歴史をたどる~ 第二章 原始時代の子育て 第三章 核家族化の進行と地域社会の変容 第四章 現代子育て事情 ~その問題点を探る~ 最後に 子育てシェアハウスのこと

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