国破れて著作権法あり
誰がWinnyと日本の未来を葬ったのか
みらい新書
城所岩生
2023年3月14日
みらいパブリッシング
990円(税込)
新書
YouTubeに先んじること3年。2002年5月、Winnyは誕生した。 天才プログラマー・金子勇の人生と日本のイノベーションの未来を葬ったものの正体とは? そして日本に残された道はどこに? 著作権法に精通した国際IT弁護士として活躍する著者が、現在の日本経済の停滞と敗因に「著作権法」という切り口から鋭く切り込む。 さらに天才プログラマー・金子勇とWinnyの悲劇を繰り返さないために、 そして、ここからの日本が再生するために、残された道を指し示す。 巻末特別インタビューには、「Winny事件」弁護団の事務局長を務めた、『Winny 天才プログラマー金子勇との7年半』の著者、壇俊光弁護士が登場。 事件の背景や当時の裁判についてなどがリアルに語られる。 第1章 シリコンバレーの興隆と日本の停滞 第2章 世界の最先端を走っていたP2P技術の商用化を遅らせたウィニー事件 第3章 対照的な米国版ウィニー事件判決とその後も勇み足が続く日本の検察 第4章 オラクルの1兆円の損害よりも社会全体の利益を優先させた米最高裁 第5章 金子勇の悲劇を繰り返さないための提言 第6章 日本版フェアユース導入によりイノベーションを創出する 第7章 日本版フェアユース導入により文化GDP倍増を目指す 巻末特別インタビュー
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