開発と〈農〉の哲学

〈いのち〉と自由を基盤としたガバナンスへ

澤 佳成

2023年4月5日

はるか書房

2,090円(税込)

ビジネス・経済・就職

「先進国」が世界各地で主導する開発は、「途上国」や地球環境にどんな影響を及ぼしているのか。いまや現代の必需品ともいえるスマホ等のデジタル機器、あるいは和食を含む我々の食や〈農〉のありようが、世界的な環境破壊に手を貸すことにつながってはいないのか。今日もなお進行する「途上国」の過酷な現実とその歴史をリアルにとらえつつ、その背景にある〈帝国〉の論理を析出し、その構造的暴力とエコロジー問題を併せて克服する道筋を指し示す。我々の〈いのち〉と自由を守り、維持可能な未来社会を構築するために何が求められているかを解き明かす、タイムリーな意欲作。 序章/なぜ、開発に翻弄される〈農〉を問うのか?  第一章/私たちのケータイが〈いのち〉を奪っているかもしれない? 第二章/いつもどこかで飢餓が起きているのはなぜか? 第三章/不公正な「世界=経済」システムはなぜ誕生したのか? 第四章/私たちの食が〈いのち〉を奪っているかもしれない? 第五章/開発への抵抗運動は小農の何を守ったのか? 第六章/維持可能な民主的ガバナンスを希求する人びとの特徴とは? 第七章/人間と〈地域コミュニティ〉の自律にとって重要な視点とは? 第八章/〈いのち〉をまもる維持可能な民主的ガバナンスとは?

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