身体活動の健康心理学

決定因・安寧・介入

スチュワート・J.H.ビドル / ナネット・ムツリ

2005年4月30日

大修館書店

4,180円(税込)

ホビー・スポーツ・美術

本書は、英国の著名な研究者ビドル博士とムツリ博士によって書かれた運動心理学(Exercise Psychology)の邦訳です。運動心理学は、対象を身対活動や運動に絞った心理学であり、近年、欧米において急速に発展してきた研究領域です。その大きな特徴は、運動を心身の健康づくりに寄与させることを目的に、運動習慣の採択・継続(アドヒアランス)を規定する要因を探り(決定因研究)、運動実施による心理的効果を確認し(安寧研究)、運動アドヒアランスを強化するために行動変容の方策を開発し、評価(介入研究)を行うことです。最近では、他の健康行動との関わりも研究対象として組み込まれています。そのため、本書では「健康心理学」という用語をあえてタイトルにいれました。また、タイトルの「身体活動」が意味する内容は、スポーツから日常生活の活動を含む幅広い身体活動を意味しています。

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