知のリーダーシップ

大学教授の役割を再生する

ブルース・マクファーレン / 齋藤 芳子 / 近田 政博

2021年4月14日

玉川大学出版部

2,420円(税込)

人文・思想・社会

大学教授がどのように知のリーダーシップを提供できるかについて、様々な「リーダーシップ」の形を提起しながら世界的に通用するアイディアを複数紹介する。リーダーとして教授の才能を再び活用する方法について、現代に新たな考え方を示す。 日本語版によせて 序文 謝辞 第1部知識人とリーダーシップ 第1章 リーダーシップの危機 意外な見落とし/知のリーダーとは誰のことか/リーダーシップとマネジメント/揺らぐ信頼/第1章の結び 第2章 印象論を乗り越えて 矛盾/うぬぼれ/リーダーと知識人/公共の言論の民主化/自由と責務/第2章の結び 第2部 事業体としての大学 第3章 回避されるリーダーシップ 拡がる格差/学者のリーダーから経営者へ/意図的な回避/経営上の難問/第3章の結び 第4章 大学組織に囲いこまれる研究課題 大学の研究テーマ/政治的公正/知的財産の利用強化/組織的目標のための研修/第4章の結び 第3部 自由と責務 第5章 教授になること 教授とは誰のことか?/教授に採用されるとき/暗黙の知識/基準と平等に関する課題/第5章の結び 第6章 教授であること 悪質な教授/食い違う期待/公的なリーダーとして/ローカル派とコスモポリタン派/大学教員職の分裂/変容するアイデンティティ/第6章の結び 第7章 二つの自由批評と提唱 学問の自由/批評者としての教授/提唱者としての教授/知の越境/第7章の結び 第8章 四つの責務 学者の責務/模範となる姿/メンターとしての教授/学問の守護者としての教授/後ろ盾としての教授/大使としての教授/遺産の重要性/第8章の結び 第4部 リーダーシップへの回帰 第9章 知のリーダーシップを理解する 二つの要素/四つの方向性/知識生産者/市民性ある学者/知の越境者/公共の知識人/第9章の結び 第10章 道徳的指針を手に入れる 海外展開というゴールドラッシュ/倫理手順/再結合/第10章の結び 第11章 教授のリーダーシップを取り戻すために 1.教授を導き、育成する/2.水平的なアカデミック・キャリアも奨励する/3.生産性だけでなく、創造性や独創性についても評価する/4.教授をローカルとしても扱う/5.名誉教授を有効活用する/6.教授が知のリーダーになることに期待を寄せる/第11章の結び 参考文献 訳者あとがき 固有名詞対訳表 索引

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