福島の磨崖仏、鎮魂の旅へ

青木 淳 / 大屋孝雄

2017年9月15日

淡交社

2,310円(税込)

ホビー・スポーツ・美術

〈一千年余眠っていた「福島の磨崖仏」〉 福島に残された石仏や磨崖仏を知る人は少ない。南相馬市の大悲山石窟は日本の三代石仏と言われてきたが、知る人は少ない。東日本大震災後の発掘調査で、平安時代初期にさかのぼるものだということが近年の確認された。この地域には我が国でも珍しい装飾古墳や出土遺物など、南東北の古代が凝縮されている。中国・龍門石窟の盧舎那仏に似た7mもの千手観音坐像、自然石に彫られた十数体の石仏群、横穴墓を用いた磨崖仏など、六世紀以来のこの地域に残された歴史の連続面を、渡来文化との関係を交えつつ論じた意欲作。写真は名カメラマン大屋孝雄氏による撮り下ろし、磨崖仏に魅せられた古民芸研究家の尾久彰三氏による寄稿も収録。

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