新訳科学的管理法
マネジメントの原点
フレデリック・ウインズロー・テイラー / 有賀裕子
2009年11月30日
ダイヤモンド社
1,760円(税込)
ビジネス・経済・就職
フレデリックW.テイラーは19世紀末、このように述べた。「マネジメントの目的は、雇用主に限りない繁栄をもたらし、併せて、働き手に最大限の豊かさを届けることであるべきだ」テイラーが実践的な研究をもとに示した、それを具現化するマネジメント手法とは…。
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(無題)
⑴効率的な動きができない3つの原因(怠業) ❶働き手は、生産量が増えると、いずれ多くの職を失うという誤解がある ❷マネジメントの仕組みに欠陥があるため、働き手が自分の利益を守るためには、仕事を怠けたり作業のスピードを落とさなければいけない ❸非効率な経験則が未だに多くあり、それをそのまま実践しているため、働き手の努力が無駄となってる。 →ワンステップでも、❷.❸については、多くの無駄がある。❶についても、かつては生産量が増えてしまうことで、仕事がないという状況になっていた。今では、先に先にと終わらせる体制になっているが、❷.❸がまだまだできていない。 ⑵科学的管理法の基本原則 ❶各働き手の判断→科学的に取り入れる ❷各働き手が成り行きで覚える→会社側で人材を吟味、指導、育成したうえで、科学的な視点から人選と能力開発をする ❸各働き手に問題の解決を委ねる→マネジャー層が部下と密接に協力して、科学的な法則で仕事を進める ○例 ①マネジャーの力でレンガ積みの科学(1つ1つの動作の時間など)を掘り下げ、動作ひとつに綿密なルールを設け、最適な道具や動作環境を導入 ②職人を慎重に選り抜いて、訓練を施し、高い技量をつけた。 ③マネジャー層が絶えず、手助けと目配りを行い、指示を守って、作業ペースを高めたものには日々それ相応の賃金を支払うことで、科学に、馴染ませた。 ④職人とマネジャーの仕事と責任をほぼ均等に分けた。マネジャーは手助けや激励をし、困難を取り除き、働き手は作業に集中させた。 ⑶法則を導くための5つのステップ ❶分析対象の作業に非情に長けた人材を10~15人選り抜く ❷各人が作業の中で、どのような操作や動作をするか、基本的なものを押さえる+使用ツールについて、把握する。 ❸各基本動作に要する時間を計測し、各動作を短時間でこなすための方法を学ぶ。 ❹適切でない動作、時間がかかりすぎる動作、役に立たない動作など、無駄をすべて取りやめる。 ⑤❹を実施したあと、最も要領の良い、最適な動作だけを繋ぎ合わせて、最善なツールを用意する。 →各人、各動作にかかる時間を詳細に記録し、研究することで、最適な手段が見えてくる。 イベントは例外とかはなく、どの作業も科学的に管理する方法を身につければ、先が見えてくる。 他に最適な疲労度や手法を最適なものにすることで、各人の最大化をする。 各作業の時間を詳細に測ることで、無駄を見つけることが出来、最大化することで、新たな仕事を生める。
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