マーケット感覚を身につけよう

今から就活する人、conservativeな人におすすめ。ある程度社会に対して意識を向けている人にとっては既知の事実を述べているだけで、目から鱗的な話はないかもしれません。易しく書いているので入門書としてはありかな。 「取り引きされている価値を論理的に分解する」「問題があれば、規制強化ではなく、インセンティブシステムを利用して何とかする」

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○○を通して身につけたスキルが「誰にとってどんな価値があるのか」見極める ●マーケット感覚→売れるものに気が付く、価値を認識する能力。商品やサービスが売買されている現場のリアルな状況を想像できる能力 ●何かについて考える→場合わけをしながら順を追って論理的に考えるorリアルな現場をイメージしながら考える 〇市場と価値とマーケット感覚：つまりどんな価値が誰と誰の間で取引されるの？ ●自分が売っているものの価値を正しく認識する 〇市場化する社会：高く売れるのは良い商品ではなく需要に比べて供給が少ない商品 〇マーケット感覚で変わる世の中の見え方：供給の少ないもので強く求められるものは何か考える ●資金調達→どんなストーリーを語ればお金が集まりやすいか 〇全ては価値から始まる：マーケット感覚→社会や人が動く根源的な仕組みを理解する能力、マーケティング→その仕組みを活かして何らかの目的を達成するための手法 ●市場と向き合う経験から得られる、市場に対する嗅覚や根源的な理解力 ●今は価格付けされていない儲かっていなくても、それに価値があるのか、あるならどんな価値なのか、誰がその価値を最も高く評価するのか理解できるように 消費者は全幅の信頼を寄せられる売り手を探している ●店が売るのは商品ではない→商品選択のセンスとそのセンスに合った商品を揃える手間 ●セレクトショップの顧客は「自分の価値観にあったものを選んでもらうという価値」にお金を払っている ●世の中で最も多いのは普通の人で、一番大きな市場は普通の人をターゲットにした市場 ●自分の周りに何か市場で求められている価値の素がないかと探し、それに気付けるかどうか ●プロ野球と甲子園では提供されている価値が違う 〇マーケット感覚を鍛える５つの方法： １、プライシング能力を身に付ける 既に値札付きのものに自分基準でプライシングしてみる ●同じものなら誰に対しても同じ値段で売られるべき、は間違い ●この商品(サービス)を最も高く評価するのはどのような人達か→誰に向けて売れば価格は一番高くできるのか ２インセンティブシステムを理解する ●行動をとった時の背景にある要因、要因が行動につながるまでの仕組み ●人間の行動が何に動機付けられているのか洞察 ●自分の欲望と素直に向き合う→ほかの人が欲しい物を理解 ●人間のインセンティブシステムに働きかけてこの問題を解決できないか？ ３市場に評価される方法を学ぶ 有望な案は全て市場に問い、市場からの評価によって残すものを決めていく ●とりあえず起業してみる ４失敗と成功の関係を理解する ●組織から学ぶ→正しい方法を習い反復練習で覚える ●市場から学ぶ→やってみて失敗しその失敗や経験から学ぶ ●市場でものを売る→これでは売れませんよという市場からのフィードバックを得て商品や売り方を改善する為に売ってみる、成功のヒントを得るために市場と向き合う５市場性の高い環境に身を置く ●市場性の高い場所→需要者と供給者が価値を交換する場所、インセンティブシステムが直接的に働く場所 市場における自分のサービスの価値を再定義し、それをターゲット顧客に高く評価してもらうためのマーケット感覚 ●誰にどんな価値を提供すべきなのか ●２つの異なる市場の存在に気付き、自分が参入したい市場とは異なるもう一つの市場で情報収集を始める ●〇〇しかないから、〇〇でできるもので市場を創造しよう

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