センス・オブ・ワンダーを探して

生命のささやきに耳を澄ます

だいわ文庫

阿川佐和子 / 福岡伸一

2017年6月30日

大和書房

770円(税込)

科学・技術 / 文庫

生命の美しさに心を奪われ、生物学者を志したもと昆虫少年・福岡ハカセと、少女の頃に出合った物語の主人公たちの不思議な冒険に憧れたアガワ。生物学者とインタビューの名手が語り合うその向こうに、かつて確かに感じた喜びと驚き、畏怖と憧憬、世界を生き生きと受け止めるために不可欠な視点が浮かび上がる。生命、生と死、動的平衡、遺伝子の話から文明論まで、大人のセンス・オブ・ワンダーと出合い直すための発見と共感と刺激に満ちた一冊!

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Tojo Hiroyuki

(無題)

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3.5 2022年02月23日

子どもたちよ。子ども時代をしっかり楽しんでください。大人になってから、老人になってから、あなたを支えてくれるのは子ども時代のあなたです。ー石井桃子 良書。会話の中にきらめく考え方が飛び出す。 福岡伸一の考えでいることの入り口に立てる。 展開する会話から好奇心がかき立てられる。 ー特に今の自分的に感じたこと 機械論的に体や自然、世の中を捉える考え方に疑問を持つということ。単機能の部品部品で構成されているものと捉えない。動的平衡、それぞれの要素が有機的に活動して補い合う状態。 人間は自分の思考の範囲内でそれを理解する。それも物事を単純化しすぎていて自然はそんな風にはなっていない。

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