図解でわかるスタンフォードの自分を変える教室

だいわ文庫

ケリー マクゴニガル / 神崎 朗子

2020年2月12日

大和書房

880円(税込)

人文・思想・社会 / 美容・暮らし・健康・料理 / 文庫

5分で脳の力を最大限に引き出す。ゆっくり呼吸すると自制心を発揮できる。ドーパミンの「引き金」に気づく。80万部突破の大ベストセラーのエッセンスが、イラスト&図解でラクラクわかる!先延ばしグセに悩んでいる人、やる気がでなくて困っている人、誘惑に弱い人。「意志力」に悩みを抱えるすべての人におくる、スタンフォード大学超人気講義!

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びょうき

思考ではなく、行動を自制する

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2.3 2020年10月11日

スタンフォード大学での人気講義が書籍化され、それが図解になって文庫化。 もともと図解版も文庫版にもなるまえに、この本を買っていたが読む気にならず、いつかの引っ越しの時に売り払っていたよう。最近になって、「まんがで読む」や「図解」の時間的コスパが良いと気付き、手に取ってみた。2014年に発売された内容のせいか、あまり目新しい感じはなく、結果的に「図解」で十分だったなと思った。 ストレスを感じると(中略)心拍数が上昇した状態になり、衝動的になります。(中略)体と心を自制心が発揮できる状態にもっていく方法のひとつが、呼吸を遅らせることです。呼吸のペースを1分間に4~6回に抑えましょう。呼吸のペースを遅くして、前頭前皮質を活性化し心拍変動を上昇させると、体がストレス状態から自制心を発揮できる状態に切り替わり、自己コントロールが効くようになります。(p.49) 「明日も同じ行動をする」と決める。(中略)行動経済学者のハワード・ラクリンは、自分の行動を変えたい場合、いきなりやめるのではなく、日によってばらつきが出ないようにすることから始めるとよい、と提唱しています。(p.100) よい習慣も悪い習慣も、人から人へと感染するのです。無意識に誰かのまねをし、相手と同じ目標を抱くことを、心理学で「目標感染」と呼びます。この目標感染のタイプはふたつ。自己コントロールが感染する場合と、自分を甘やかそうとする誘惑が感染する場合がありますが、私たちはとりわけ誘惑に感染しやすいようです。(p.177) 要するにストレスにさらされたとき、呼吸を整えるということを習慣化させて、これまでの見地から適切な判断をするべきということです。それが一番難しいんですが。

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