リーダー論

これまでに読んだ4冊と被るところも当然あったが、リーダーとは何か、何をすべきかに焦点を当てた一冊であった。書籍の中では、「リーダーに課せられた最大の使命は、組織を１つにまとめ、目指すべき方向に向かわせること」、「リーダーの究極の目標は自主的に動くメンバーを育てること」など、自身が朧げに思っていたことが明示されていて、よい整理になった。また、自分が今悩んでいる、伸び伸びさせるべきかどうか？ということについても、のびのびから生まれる強さは本物ではない、とあった。「個性とは、他人の納得と承認があってはじめて輝くとのである」と。気分良くすることばかりでは失敗は省みない、わがままを容認すればよいものではない、と、非常に参考になった。特筆すべき点はまだまだたくさんあるが、リーダーになる可能性が少しでもある者としては、心に刻み、記載にあったよう、人以上に自身の成長に貪欲で、克己心を持って、痛い言葉ほどよく耳を傾け、少しずつ、ただし着実に己を磨いていく。

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