
東京からきたナグネ
韓国的80年代誌
ちくま文庫
関川夏央
1988年8月1日
筑摩書房
437円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
わたしはビニールの椅子の上で硬直し、涙をこらえていた。ニンニクとトウガラシミソを、不用意に口のなかに入れたのだ。生きていること自体がつらくなるような辛さだった。-ソウルの雑踏から釜山の市場へ、さらにのどかな東海岸へ。激動の中で、大衆化社会への大きな文化的変転を経験しつつある韓国社会、その日常と現実、人々の希望と絶望を清新な目で切りとったノンフィクション。
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