近松浄瑠璃私考
ちくま文庫
富岡多恵子
1988年10月1日
筑摩書房
416円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
詩人から小説家に「溝跨ぎ」した著者が、人形浄瑠璃の作者から楽舞伎へそしてまた人形浄瑠璃へと2重の「溝跨ぎ」をした近松の世界をあざやかな手口で考察する。「曾根崎心中」「心中天の網島」「女殺油地獄」などにふれながら、生きた日本語でドラマを表現することの意味を問い直す力作エッセイ。
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