柳田国男全集(11)

ちくま文庫

柳田国男

1990年3月1日

筑摩書房

1,320円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

古代の祭政一致社会において兄の帝を守護し助けた巫祝的性格をもつオナリ神をはじめ、玉依姫、御霊信仰、姥神伝説などをとりあげ、目に見えぬ精霊の力によって女性が歴史の舞台の影ではたしてきた役割を掘り起こし、さらに口承文芸の伝播に関わった遊行の女婦について考証する『妹の力』。わが国のシャマニズム研究の先駆をなす「巫女考」。ともに、かつて女性がもっていた大いなる力「さかしさ」と「けだかさ」の回復を願って書かれたものである。ほかに毛坊主や聖など中世の民間宗教者たちについての諸論考を収録。

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