大菩薩峠(19)
ちくま文庫
中里介山
1996年9月30日
筑摩書房
946円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
駒井率いる無名丸が釜石を出帆、大海原へ乗りだした。白雲、七兵衛らを加え総勢十六人。それより先、琵琶湖で死にかけた竜之助とお雪は、はからずもお角に救われた。ついで京山科へ向かった竜之助は、新撰組の一派に出会う。一方お銀様は、娘のその後を見届けにきた父・伊太夫に対面すべく胆吹をあとにした。王国の留守を託された青嵐居士は、迫りくる一揆を迎える備えにかかった…。
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