禅的生活
ちくま新書
玄侑宗久
2003年12月31日
筑摩書房
858円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
生きにくい世の中である。不況、雇用不安などの外圧もさることながら、個人の内部に深く根差した、生きるための目標、足場の固め方までもが見えにくくなっている。だけど、しょせん人はこの身と心で生きてゆくしかない。それならいっそ、ものの見方をがらりと変えて、もっと楽に生きるための思考法を身につけてしまおう。作家にして禅僧である著者が、禅語をもとにその世界観をひもときながら、「今」「ここ」を充実させるための様々な智慧を、坐禅なしに伝授してしまおうという画期的にしてフラチな人生指南&禅入門の一冊。
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(無題)
この人を五木寛之との対談で知って著書を読んでみようと思った。禅でもヨーガでも大切な要素となる、瞑想が今ひとつ私の中でイメージできないでいたが、本書を読んで瞑想と妄想の区別ができた。五木寛之との対談では、五木が5話すとすると、この人は2ぐらいしか話していないので、パーソナリティがよく分からなかったが、本書では、その持ち味がよく出ている。それにしても、禅は分からない。マア、印象に残った一節を以下に記す事にしよう。 ロゴスから出発する西洋は、自己や世界を『わかる』ことにしないと気が済まない。しかし、我々東洋人には、世界の根源をカオスとみるタオイズム(道教)がある。禅は道教の嫡流に当たるから、当然のことながら自己もカオスであっても何の問題もない。
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