キレる女懲りない男
男と女の脳科学
ちくま新書
黒川伊保子
2012年12月7日
筑摩書房
858円(税込)
美容・暮らし・健康・料理 / 新書 / 医学・薬学・看護学・歯科学
些細なひと言に突然キレる。昔のことを蒸し返す。とりとめなく関係ない話をする。思い込みが激しい。根拠なしに「絶対これがいい」と断言する。まったく女は厄介だ。確かに女性脳は厄介だが、それゆえに潜在能を秘め、扱い方を間違わなければ、強い味方になって奇跡をも起こす(間違えれば敵になる!)。本書では、男女脳の違いをつぶさに解きながら、わかりあうための処方箋を示す。職場の人材活用に使え、恋愛指南になり、夫婦の老後の備えともなる究極の男女脳取扱説明書。
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(無題)
この本はおもろかった。 数年前に「話を聞かない男、地図の読めない女」と言う本が流行り、科学的に男女の脳が違うと言う内容がセンセーショナルになり、流行の元になっていた。それまで男女の脳が科学データを元に解明し、実生活における例え話で紹介される本がなかったこともあり、斬新さと共感数の多さもセンセーショナルになった理由でもあると思う。 そして本作も科学的なデータを元に男女の脳の仕組みを説明した上で何故男女がある一定の場面で必ずミスコミュニケーションを起こしたり、意見の食い違いを生じさせるのかをかなり細かくセクションを分けて書いてあることがめちゃめちゃおもろかった。 (例えば女性は言葉で説明するより前に男に気持ちを察して優しい言葉や行動を示す事で心を開くが、男はそれがわからずに言葉での説明を女性に求め、それがきっかけで紛争が勃発する、等) そして一番納得出来たのが、日本の会社組織に於ける男女間のミスコミュニケーションを書いた件である。日本の社会的背景と、そこから派生させた会社組織そのものに性別があり、そこを理解した上で対処を持てば男が優位な組織でも女性が活躍できるといった処世術も書かれていたので、下手なビジネス書を読むより本作を2~3回買い読むことをオススメする。
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