「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか
ちくま新書
浅羽 通明
2016年2月8日
筑摩書房
946円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
安保関連法を成立させ、原発再稼働を進める自公政権。十万人以上を官邸前へ国会へ集めても勝てなかったデモ。若者を巻き込んだ楽しくかっこいい社会運動を礼賛し歓迎したメディアと知識人たちは、論点を巧みにすり替えていなかったか。丸山眞男、柄谷行人、小熊英二、高橋源一郎、SEALDsらの言説から、リベラル勢力を劣化させる病巣を徹底摘出。これは勝ちたいリベラルのための真にラディカルな論争書だ。
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Mizu
(無題)
理解はできなかったがとりあえず最後まで読んでみた。 言論やエビデンスによる訴えではなく、暴動や暴力でしか変えられないという考えは現代では通用しない。あまりに知性が欠如しているものではないか。ちょうどアメリカで連邦議会議事堂に乱入するという騒ぎがあったが、結果として暴力で覆すことはできなかった。ペンス副大統領は「暴力が勝利することはない。」と宣言した。 また対話者の質問の論点をずらして答えていないく、ただ著者が言いたい事を書いただけ、題名で読者を惹きつけているだけのよくある本。
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