まんが訳 稲生物怪録
ちくま新書 1604
大塚 英志 / 山本 忠宏
2021年10月7日
筑摩書房
1,078円(税込)
小説・エッセイ / ホビー・スポーツ・美術 / 新書
時は江戸、寛延二年。備後国三次の武家の子息で、一六歳の稲生平太郎は、肝試しのため比熊山に入った。その山にある「天狗杉」に触れると、物怪の祟りがあるという。果たして山を下りた平太郎の住む屋敷を、一カ月にわたって様々な怪異が襲うー。じわりと怖い、でもどこかユーモラス。江戸時代に実話として流布し、泉鏡花や水木しげるも愛した怪談「稲生物怪録(いのうもののけろく)」を、まんがで楽しむ。
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