ルポ 動物園

ちくま新書 1695

佐々木 央

2022年11月10日

筑摩書房

1,034円(税込)

科学・技術 / 新書

二〇〇八年に著者は、日本各地の動物園・水族館にいる、動物と動物に関わるひとびとを訪ねる連載をスタートさせる。「動物園とは動物を収集・飼育・展示する施設である」この定義から導かれる、動物園の持つ原罪とは何か。動物園のメディアとしての特性は何か。動物を擬人化してもいいのか。飼育係は、どのように動物と関わるのか。共同通信の記者が全国をまわって考えた、動物園の過去、現在、そして未来。 はじめに 生きものスルーから「生きもの大好き」へ 第1章 動物園へ行く 増井光子さんの拒否から始まった 連載をスタートする 昆虫園で問いを突き付けられる 第2章 動物園を知る 動物園とは何か 正当化するための「四つの役割」 ゾウのシンポジウムから広がる出会い 第3章 動物園で学ぶ 『かわいそうなぞう』の虚構と真実 カリスマとノンカリスマ 「擬人化」の二つの方向性 擬人化が開く回路 第4章 動物園で考える アニマルウェルフェアとは何か ウェルフェアの傘を広げたい 消えていいのか「命の博物館」

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