
日本漢字全史
ちくま新書 1825
沖森 卓也
2024年11月8日
筑摩書房
1,320円(税込)
語学・学習参考書 / 新書
中国で生まれた漢字は日本語と邂逅し、日本文化に大きな影響を及ぼした。字形・字音・字義は日本独自に発達した面も少なくない。本書は日本における漢字の歴史を言語の側面のみならず、日本の文化や人々との係わりを通して描き出す。古代における漢字の受容、漢文・漢語の定着と万葉仮名の展開、中世の漢字・漢文の和化、和漢混淆文と字音の独自変化、江戸時代の漢学・漢字文化の隆盛、そして近代以降の漢字簡素化・字形整理ーーより深い日本の漢字文化理解のための必携の通史。 まえがき 第一章 伝来ーー五世紀まで 1 日本最古の漢字使用 2 漢字の伝来 3 漢字伝来の背景 4 黎明期の漢文作成 第二章 受容ーー六〜八世紀 1 訓の成立 2 大陸との往来 3 日本漢字音 4 万葉仮名 5 文章表記の進展 6 漢文理解の広がり 第三章 定着ーー九〜一二世紀 1 唐との関係 2 漢語・漢文の浸透 3 漢文訓読の定着 4 漢字と仮名 5 和化の広がり 第四章 伸長ーー一三〜一六世紀 1 日中関係と禅宗 2 漢文と漢文注釈 3 唐音と字音変化 4 和漢の混淆 5 書道と印刷 第五章 流通ーー一七世紀〜一九世紀中頃 1 明清と近世日本 2 漢学と近世漢文 3 唐話と新漢語 4 漢字研究の諸相 5 出版と教育 第六章 発展ーー一九世紀中頃以降 1 漢語の増加 2 漢字の制限 3 活字と字体の整理 4 漢字と現代社会 参考文献 索引
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