フーコー・コレクション(4)

ちくま学芸文庫

ミシェル・フーコー / 小林康夫

2006年8月31日

筑摩書房

1,540円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

五月革命以後の日々の中で、フーコーも急速に政治的活動を活発化させる。それに伴い、フーコーの仕事を貫く主題として「権力」の問題が前面に押しだされてきた。権力は「知」と共謀しながら、いかに規律社会に張り巡らされ、いかに作動してきたのか。コレクション第4巻「権力・監禁」は、政治参加の端緒のひとつ「監獄情報グループ」の宣言書、ドゥルーズとの対話「知識人と権力」ほか、『監視と処罰ー監獄の誕生』を軸とした、人間矯正のテクノロジーへの批判の数々を収録する。

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