
風雅の図像
和風文様とはなにか
ちくま学芸文庫
樹下竜児
2007年1月10日
筑摩書房
1,540円(税込)
ホビー・スポーツ・美術 / 文庫
古来日本人は、たえず海外から新奇な意匠を積極的に取り入れ、風土はなじませ、育んできた。その繰り返しによって、いつしか日本の美の基準を目に見えるかたちとして生みだした。飽くなき情熱で円形に収めた家紋、吉祥をねがう宝尽し、割付文様の青海波や亀甲つなぎなど、和風文様はそのどれもが本来無機的な幾何学文様でさえ、時の流れに感情を添わせ、季節のうつろいそのものを美とする花鳥風月のこころにつながっている。日本人が、もっとも好み、美しいとして表わしてきたかたちに和風のありかを語らせ、その独自性とはなにかを、豊富な極細密画とともに個別の主題に沿って解き明かす。
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