
士(サムライ)の思想
日本型組織と個人の自立
ちくま学芸文庫
笠谷 和比古
2016年7月6日
筑摩書房
1,320円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
織田信長が端緒を開き、徳川時代に育まれた日本型組織。中世・武家社会発祥の「家(イエ)」を核にもつこの組織形態は、従来のイメージとは裏腹に、指導者の柔軟な意思決定と成員の主体性の発揮を可能にさせることにおいて、世界的にも稀有な水準に達していた。多くの内憂外患に対処してきた事実こそが、その雄弁な証しである。日本型組織が生成・発展し、成熟を経ながら近代化に臨んでいった歴史は、現代の組織人が危機に直面した時、何に着目すべきか示唆するところが大きい。日本近世史研究の第一人者による卓抜な組織論。
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