水滸伝と日本人
ちくま文庫
高島俊男
2006年11月8日
筑摩書房
968円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
ありとあらゆる中国の小説のなかで、最も人気のある『水滸伝』-この大長篇が日本にやってきたのはいつなのだろうか。九紋龍の史進、虎退治の武松、怪僧魯智深ら梁山泊百八人の英雄豪傑による獅子奮迅の大活劇だ。面白い話が大好物の日本人の嗜好になじまないわけがない。はじめて眼にした『水滸伝』を江戸人はどう楽しみ、どう消化吸収したか。江戸から昭和まで三百年の面白がりようの歴史を追いかけた痛快な一冊!第5回大衆文学研究賞受賞。
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