源氏物語(第2巻)

ちくま文庫

紫式部 / 大塚ひかり

2008年12月31日

筑摩書房

1,320円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会 / 文庫

娘を後宮に入内させ、皇子を皇位につけることによって一族が繁栄する「セックス政治」の時代。物語の読みのポイントは「性愛」にあるー天候、流行歌、あらゆるものに託した性表現を読み解いた、大塚ひかり個人全訳。登場人物たちが、現代と同じ愛の悩みや病理を抱える者としてリアリティをもって迫る。第二巻は源氏須磨行前章の「花散里」から、復権して広大な六条院を落成させる「少女」まで。

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