ちくま日本文学(010)

2008年2月29日

筑摩書房

990円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会 / 文庫

永遠の若者であろうとした大作家の肖像。

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Readeeユーザー

(無題)

2020年05月24日

喜びの琴以外、だいたい面白く読んだ。 箏を習っているのになんとなく「喜びの琴」を読まなかったのは多分、戯曲が苦手だからだと思う。 それにしても後年の三島由紀夫には濡れネズミ精神が全く欠落している。 ドストエフスキーや太宰治に魅かれるのは結局自分の惨めな濡れネズミ的経験を彼らの小説に同化させ共感を得て安心するためなのであるが三島はそういった人間の脆弱さ弱さを完全に拒絶している。 それは実は三島自身が弱いからなのではないかと上っ面ではなくリアルに思い出したのは最近のことである。

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