南の島に雪が降る

ちくま文庫

加東 大介

2015年3月10日

筑摩書房

968円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会 / 文庫

昭和18年10月、俳優加東大介は大阪中座の楽屋で召集を受け、ニユーギニア戦線へ向かった。日本側の敗色すでに濃いジャングル。死の淵をさ迷う兵士たちを鼓舞するために“劇団”づくりを命じられた。-“舞台”に降る「雪」に故国を見た兵士たちは、痩せた胸を激しくふるわせる。感動の記録文学。

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