
関東大震災と鉄道
「今」へと続く記憶をたどる
ちくま文庫 うー46-1
内田 宗治
2023年7月10日
筑摩書房
1,045円(税込)
ビジネス・経済・就職 / 旅行・留学・アウトドア / ホビー・スポーツ・美術 / 文庫
崩れる建物、燃えさかる街、列車へ押し寄せる避難民…… 激震を生き抜いた鉄道員たちのドラマ 発災100年、いつか必ず来る日のために知るべき過去 1923年9月1日、関東大震災。10万人以上の死亡・行方不明者数を記録した日本史上最大規模の天災だが、人々の生活の動脈であった「鉄道」の被害に焦点が当てられる機会は存外少ない。カオスそのものの限界状況下、列車に載せた命を救うべく奮闘した鉄道員たち、互いを助け合った乗客たち──その機転と智恵から何を学ぶか? 残された声を丁寧に追う貴重な災害史。解説 今尾恵介 井伏鱒二の中央本線脱出行 第1章 根府川駅大惨事 1 国府津発真鶴行き普通列車 第2章 巨大ターミナルと群衆 1 東京駅「早く線路に飛び降りろ!」 2 上野駅 避難列車、発車できず 第3章 急停車した列車の運命 1 関東大震災、被害の全貌 2 一二五本の列車 3 被災列車にドラマあり「海へ墜落してでも進行させよ」 4 線路、橋、トンネル 5 大破、消滅した駅 6 水を確保せよ 7 省線電車と私鉄 8 鉄道を襲った津波の数々 第4章 通信と報道 1 鉄道電話寸断 2 新聞記者奮闘す めざせ、大阪一番乗り 第5章 猛火との戦い 1 三日間燃え続けた東京市内 2 東京駅の存亡は、車掌室の死守にあり 3 翌日、猛火は上野駅に迫った 4 都心駅を焼き尽す 5 四〇〇両が、路上で灰燼に帰した東京市電 6 崩れた街を猛火が襲った横浜 第6章 避難列車 1 避難民を無賃輸送 2 避難列車道中記 大震災に人情あり 3 救援に駆けつけた関釜連絡船 4 復旧への道のり 5 郊外電車の時代へ おわりに 文庫版あとがき 解説 今尾恵介
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