
衣服のアルケオロジー
服装からみた19世紀フランス社会の差異構造
ちくま学芸文庫 ヘー14-1
フィリップ・ペロー / 大矢 タカヤス
2022年5月12日
筑摩書房
1,650円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
下着から外套、帽子から靴まで。19世紀ブルジョワジーを中心に、あらゆる衣類が記号として機能してきた実態を、体系的に描くモードの歴史社会学。===素材の選択、色のニュアンス、仕立ての技術ーー衣服における瑣末な差異は、着ている人間が何者なのかを明確にあらわすが、それらは主に19世紀ブルジョワジーの服装を源流としている。背景にあったのは、繊維産業の発展、既製服市場の拡大、古着商の没落、百貨店の登場とその挑発的な販売戦略などだ。本書は、下着から外套、帽子から靴やアクセサリーまであらゆるファッションと、そこから派生する身だしなみやエチケットを通し、いかにして19世紀に社会規範が構築されていったのかを、細心かつ大胆な筆致で解剖する。服飾が記号として機能してきた全貌を、消費社会批判やジェンダー論に通じる視座も含めて体系的に描く、モードの歴史社会学。===コルセット、ペティコート、クリノリン…ファッションが社会構造を浮き彫りにするモードの歴史社会学===【目次】序章 第一章 外見の歴史 第二章 衣服の旧制度と新制度 第三章 十九世紀の衣服の風景 第四章 衣料購入の伝統的方法と既製服産業の飛躍的発展 第五章 百貨店、そしてブルジョワの衣服の普及 第六章 新たな野望、新たな区別 第七章 作法の諸規則 第七章 作法の諸規則 第八章 規範からの逸脱 第九章 見えない衣類 第十章 モードの伝播 結論 序章 第一章 外見の歴史 第二章 衣服の旧制度と新制度 第三章 十九世紀の衣服の風景 第四章 衣料購入の伝統的方法と既製服産業の飛躍的発展 第五章 百貨店、そしてブルジョワの衣服の普及 第六章 新たな野望、新たな区別 第七章 作法の諸規則 第七章 作法の諸規則 第八章 規範からの逸脱 第九章 見えない衣類 第十章 モードの伝播 結論
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