王を殺した豚王が愛した象

歴史に名高い動物たち

ミシェル・パストゥロ- / 松村恵理

2003年4月24日

筑摩書房

2,640円(税込)

人文・思想・社会

エデンの園の蛇から、トロイアの木馬、ハンニバルの象、デューラーの犀、ミッキーとドナルド、クローン羊ドリーまで-フランスの紋章学の鬼才が描き出す、人間の歴史と文化を彩った有名な動物たちのドラマ。尽きせぬ味わいを秘めた歴史絵巻。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(2

starstarstarstar 4

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

2

未指定

1

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (2)

Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar 4.0 2021年11月20日

副題が「歴史に名高い動物たち」となっているので少々誤解を招きやすいが、歴史上有名な動物にくわえて神話や漫画などの想像上の動物も紹介されている。とはいえ歴史学者の手になるがゆえに想像上の動物が対象であるときも考古学的知見や当時の受容者の反応などに言及されており、いかにも歴史的視座から書かれた本という印象である。  別個に各々一書をものしていることもあり、特に豚と熊の話が多い。18世紀までは(だったかな?)、人間に最も近いとされていた動物は猿ではなく、それどころか豚だったというあたりがおそろしく意外で仰天した。

全部を表示

あめさと

(無題)

starstarstarstar 4.0 2021年07月10日

副題が「歴史に名高い動物たち」となっているので少々誤解を招きやすいが、歴史上有名な動物にくわえて神話や漫画などの想像上の動物も紹介されている。とはいえ歴史学者の手になるがゆえに想像上の動物が対象であるときも考古学的知見や当時の受容者の反応などに言及されており、いかにも歴史的視座から書かれた本という印象である。  別個に各々一書をものしていることもあり、特に豚と熊の話が多い。18世紀までは(だったかな?)、人間に最も近いとされていた動物は猿ではなく、それどころか豚だったというあたりがおそろしく意外で仰天した。

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください